社会保険労務士試験に合格するために必要な勉強時間の中身

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実際に勉強した方法

今回は社労士試験に合格するために具体的にどういった勉強をしていたのか?ということについて説明していきたいと思います。僕が使った教材はいくつかあるのですが、メインはオンライン講座の『studying(スタディング)』を使って勉強しました。なぜ、スタディングを使ったのか?スタディングのいいところ、などは、また今度説明させてください。前回のブログでは、社会保険労務士試験に合格するための勉強時間について説明しましたが、今回はその勉強時間約300時間の中身について説明したいと思います。

社労士試験に合格した勉強時間300時間の中身とは

実際に本気で勉強を始めたのが、5月中旬という合格するにはギリギリのタイミングだったので、まず、試験までの時間を逆算して計画を立てるということが必要でした。

計画というか、その前に行政書士試験に合格した時も繰り返しの学習、試験範囲全体を合格ライン、7割程度くまなく勉強することの重要性は理解していたので、(7割です。満点は決して目指してはいけません。)テキストおよび問題は3周はこなすこと(テキスト全体を3回は読みこなす)は最低限必要だろうということが頭にあり、計画をたてないととても試験までの約100日で合格するレベルまでもっていくことは困難でした。

※3回こなすというか、テキストをすべて暗記すれば絶対合格するはず!という気持ちがあり、すべて覚えるには、3回は読む必要があるだろうという漠然とした目標です。

まず、スタディングの講座が何回(何単元)あるのか、確認しました。

※データが正確ではないかもです。すみません(>_<)

・健康保険法 24回

・国民年金法 24回

・厚生年金法 24回

・労働基準法 20回

・労働安全衛生法 8回

・労災保険法 16回

・雇用保険法 20回

・労働保険徴収法 12回

・労働一般常識 12回

・社会保険に関する一般常識 10回

つまり、合計170回(170講座)。

これを一応7月末か8月初旬まで(8月中旬からはさすがに過去問や問題に集中したほうが良いのではという危機感があり、8月初旬までの設定で考えました。)の約90日間で考えると、テキスト全講座を3回まわすとなると、

90日 ÷ 3回 = 30日(テキスト全講座1周するための日数)

170回 ÷ 30日 = 5.6666回(1日あたりの学習する講座の数)約6回(1日6講座進めるということ)

これが、できるか、できないかを考えている余裕、時間はなく、これをしなければ合格できない、そんな気持ちでした。そして、なんの根拠かはわかりませんが、1日6講座だと、なんとなくできるような気がしました。

確か、1講座(ビデオ講座)あたり、20分か30分(倍速で見てます)。つまり、6講座だと2時間か3時間、1日2時間しかできなくても日曜日に取り返せばどうにかなると思い、僕の学習はスタートしました。

実際には、仕事から帰って、1日2時間きっちり毎日勉強できるわけもなく、なかなか苦労しました。計画通りにはいかないです。ただ、絶対合格したい、だいたいいつも夜1時とかまで勉強する、こんな生活を来年もまた勉強なんて、、絶対したくない、いやたぶんできない、という思いで、計画通りいかなくても半ば意地で学習を進めていきました。もちろん1回講座を学習したところで完全に覚えることができるわけないですし、最初のころは特に、なんか全然わからない。ただひたすらわけもわからずこなしていくという感じでした。だんだん年とってくると、本当にすぐ忘れる。昨日のことも全然覚えてない(>_<)これはもう毎日勉強するしかないです。5分でも10分でもいいので絶対パソコンに向かって勉強する、これが絶対重要です。不思議なことに毎日勉強すると、その日に勉強したことだけではなく、その前に勉強していることも少しずつ忘れずに記憶に残るようになっていきました。不思議です。

そしてこれがまた不思議なのですが、わけもわからず1周目終わり、2周目終わりか3週目入ったごろから、急に、あれっ?これって、あのことだったのか。あっ、これも、こういうことか。という具合に、本当に急に理解度が上がるタイミングがきます。僕的にはスポーツの反復練習をひたすらこなしていくと、急にコツをつかむタイミングがくるのとすごく似ていると感じます。最初は、理解度0~20%くらいの間なのが、急に50%くらいにあがるイメージです。多分3周目入るころは、8月頭くらいだったと思います。計画よりだいぶ遅れてます。ただ本当に3周目は1週間か10日くらいで通りました。それぐらい理解していると、どんどんスピードがあがります。お盆休みでさらに集中して一気に60%まであがります。直前期が一番成績(能力)が伸びます。これ本当です。

ただ、本当にぎりぎりだったのは事実で、8月の中旬の段階で模試や過去問などの本試験形式の試験は一度も受けることができませんでした。社労士試験は問題数、試験時間が長く、時間配分が非常に重要な試験です。試験時間は10時30分から11時50分までの1時間20分が選択式試験、昼休憩はさみ、13時20分から16時50分までの3時間30分が択一式試験という朝から夕方までの1日がかりというにわかには信じがたいスケジュールの試験です。

つまり、この1日がかりのスケジュールを一度も体験せずに本試験に突入することは、あまりに無謀で、ましてや合格することはかなり難しいことを意味します。しかし、僕の場合は限られた時間のなかで、模試のために1日の勉強時間を削ることもできない状態であったため、8月中旬まできてしまったのです。模試を受けるチャンスは1回きり、試験の1週間前の日曜日しかありませんでした。そのときは確か、選択、社会保険の一般常識、択一、一般常識で足切りでした。なんと、そのほかは合格ラインまで到達していました。自分でも驚きとともにやってきたことは間違っていない。合格するチャンスはあると、すごく自信になりました。残り1週間は一般知識を中心に勉強しました。

結果、試験の時間配分もきっちり計算し、無事に合格することができました。完全に計画通りとはいえませんでしたが、まずまずの学習はできたと思います。計画を確認する意味でも『スタディングの学習レポート』という学習時間や進捗状況を記録する機能はすごくありがたかったです。自分が今まで勉強したことが見える化され、モチベーションがあがり、すごく自信になりました。それでも試験前日は逃げ出したい気持ちでした。不安がどんどん出てきて、忘れてる範囲などがあり、あせって深夜1時まで勉強しました。あれは失敗だったと思います。そのせいで、勘違いして本試験では間違った問題もありました。やはりあせって覚えていると知識が完全ではなく、にわかに覚えた一つのワードに飛びついて間違ってしまいました。

みなさんは、もっと余裕のある時期から学習をはじめて、試験までを逆算し、少しでもいいので、毎日勉強すること。極端な話、5分でもいいから勉強しよう、1問でもいいから問題解こう、と机に向かう癖を作ることが重要です。僕自身、今日は5分だけでもやろうと机に座れば、結局30分以上勉強することがほとんどでした。わからなくてもあきらめず、どんどん先に進むこと。あきらめなければ必ず合格する試験だと思います。応援しています。

では、また次回、よろしくお願いします。

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