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本試験の時間
以前もお伝えしましたが、社会保険労務士試験の試験時間は非常に長いです。それだけでもキツイです。午前と午後に分かれており、拘束時間は朝から夕方までとなり、実質ほぼ丸1日かかります。
行政書士試験の3時間と比べても(拘束時間も半日なので少し気が楽)かなり長いことがわかると思います。
実際の試験日のスケジュール、時間がこちらです。
・午前
試験会場の開場時刻 9:30
着席時刻 10:00
注意説明 10:00 ~ 10:30
選択式試験 10:30 ~ 11:50(80分)
昼食休憩 11:50 ~ 12:50
・午後
着席時刻 12:50
注意説明 12:50 ~ 13:20
択一式試験 13:20 ~ 16:50(210分)!!
つまり、開場時刻の9:30分から試験終了の16:50分まで、なんと、7時間20分!(軽く1日仕事したのとほぼ同じ時間!?移動時間とか含めたら1日以上かかるわけです!!)受けるだけでもほんと大変です。
僕個人としては、注意事項説明の30分が地味にきつかったです。午後なんてその30分合わすと、240分、4時間座りっぱなし、トイレが絶対我慢できない(笑)実際には、トイレに行ける時間もあるのですが、緊張しているし、トイレ行く時間ももったいないし、そもそもそんなこと考えている余裕すらない、本試験に集中したい!けど、本当にそんなに座って集中してられるのか?など、モヤモヤしていました(-_-;)。まあ、そんなことはともかく、この長時間の社会保険労務士試験をどう攻略したのかを説明します。
時間配分的攻略方法
おすすめの攻略方法としては、細かく時間を分けていきます。
第53回(令和3年度)社会保険労務士試験 受験案内 試験科目
出典:社会保険労務士試験オフィシャルサイト 全国社会保険労務士会連合会試験センター
午前の部 選択式
まず、午前の部の選択式ですが、8科目(40点)、1科目につき5問です。1問1点。
単純計算すると1科目10分使うと計80分です。ただ見直しする時間も考えると1科目8分が理想と考えます。すると 8分 × 8科目 の64分。16分は見直しする時間が残ります。
僕が実際に事前に計画していた時間は、
・労働基準法および労働安全衛生法が 10時30分から10時38分
・労働者災害補償保険法が 10時38分から10時46分
・雇用保険法が 10時46分から10時54分
・労務管理その他労働一般常識 10時54分から11時02分
・社会保険一般常識 11時02分から11時10分
・健康保険法 11時10分から11時18分
・厚生年金保険法 11時18分から11時26分
・国民年金法 11時26分から11時34分
午後の部 択一式
次に午後の部の択一式ですが、労働と社会の一般常識がまとまって1科目となり、計7科目で(70点) 1科目につき10問です。単純計算でも1問3分 1科目30分できっちり210分。これ、問題を見ていただくとわかりますが、3分って最初のころは読むだけも3分かかります。(>_<)それほど択一はキツイです。長時間の試験で後半になればなるほど、どんどん集中力が切れてきます。ここでも見直しは絶対必要です。そうすると1科目25分では解きたい。なぜ、択一は1科目の時間かというと、選択のように1問で例えば2分とかしたいところですが、やはり問題が多い、簡単な問題、難しい問題と分かれており、数字問題など見た瞬間に答えがわかる問題もあれば、5肢すべて細かく読まないとわからない問題など3分以上かかる問題もあり、1問ごとで時間を設定してしまうと結局、自分自身があせってしまうことにつながるので、1科目で25分と設定します。
すると、25分 × 7科目 の 175分 35分を見直しの時間に使えます。迷った問題などは大きく△の印を付けておくと、あとから見直しするときにわかりやすく、限りある時間を有効に使うことができます。選択と同じように事前に細かく分けます。
・労働基準法および労働安全衛生法が 13時20分から13時45分
・労働者災害補償保険法が 13時45分から14時10分
・雇用保険法が 14時10分から14時35分
・労働、社会保険一般知識 14時35分から15時00分
・健康保険法 15時00分から15時25分
・厚生年金保険法 15時25分から15時50分
・国民年金法 15時50分から16時15分
といった感じです。この時間さえつねに時計で確認すれば時間配分は攻略できます。実際の試験のときも始めの合図とともにまずこの時間配分を問題用紙に書き込みました。選択式は問題数が少ないので、時間的には択一式ほど気になりませんが、考えさせられる問題が多いので、注意が必要です。ふとすると時間があっという間に経過していることがあるので、常に時計を確認し時間を気にしていました。迷う問題も予定している時間がくると、とりあえず答えを書いて後から見直しの時に考える!といった感じです。この方法のいいところは、この時間通り進めば時間が足りないということが無くなります。『何を偉そうに当たり前のことを言っているんだ』と思われるかもしれませんが、受験生にとって時間が足りないかもという恐怖はかなりのものがあり、実際に足りなかった、間に合わなかったという方は多いです。さらに計画通り進んでいるかを試験途中でも進捗状況が確認できるので、予定より早く進んでいれば、もう少しじっくり考えられるな、とか、このあとトイレに行けるな、など冷静な判断ができるようになります。
もちろんこの方法は時間内に全問解くための攻略方法ですので、実際に問題が解けるかは別物です。(すみません(>_<))ある程度合格できるレベルまでの勉強は必要です。解く順番もそれぞれ好みですが、僕の場合は、順番を変えるとマークを間違えたりしそうだな、とか、なんとなく問題を行ったりきたりするのが面倒くさいな、というのもありそのまま前から順番に解きました。
一通り一生懸命勉強した方は、絶対合格できます。そのような方でも、毎年、時間が足りない、最後まで解けなかった、と涙する方が多数います。この攻略方法で少しでも時間に泣く方が減るといいなと願います。皆さんの実力が100%発揮できますように!では、また次回よろしくお願いします!(^^)!
※あくまで僕個人として、おすすめする方法なので、自分自身で試しながら、時間などは自分に合わして自分なりの計画をたててください。あくまでひとつの参考としてください(*^▽^*)
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